NISMO宮谷社長「創立30周年のシーズン、記憶に残る戦績を」…日産モータースポーツ発表会

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新型のGT500仕様GT-Rを前にして話す、NISMOの宮谷正一社長。
新型のGT500仕様GT-Rを前にして話す、NISMOの宮谷正一社長。 全 8 枚 拡大写真

23日、日産自動車とNISMOは横浜の日産グローバル本社にて今季のモータースポーツ活動計画発表会を開催。席上、NISMOの宮谷正一社長は「NISMO創立30周年を迎えるシーズン、記憶に残る戦績を」と各戦線での健闘を誓った。

今季体制については14日に発表済の日産/NISMOだが、この日はグローバル本社に報道陣と多くのファンを集め、あらためて2014年シーズンへの船出を祝うこととなった。日産のモータースポーツ活動の中枢を担うNISMOの宮谷社長は、冒頭の言葉で今季に臨む決意を表明。さらに「近年、NISMOは日産のパフォーマンスブランドとしての明確な位置づけを得ています。日産のブランド戦略を牽引する立場として、それを力強く押し進めるためにも、モータースポーツで良い成績を出してみなさんにワクワクを提供したい。そして、それを市販車にも反映して全ての日産ファンにワクワクを提供いけるよう取り組んでいきます」と語り、レース活動のみならず市販車NISMOブランドのさらなる充実を宣言した。

数あるレース活動のなかでも、やはり最注目はSUPER GTシリーズ、それもGT500クラスということになるが、今季は新技術規定のもとで争われる新時代元年。日産勢は「NISSAN GT-R NISMO GT500」を投入し、2011~12年の連覇以来となる2年ぶりのタイトル奪還を狙う(参戦陣容は下記)。

#12 安田裕信&J-P.デ.オリベイラ(IMPUL/BS)
#23 松田次生&R.クインタレッリ(NISMO/MI)
#24 M.クルム&佐々木大樹(KONDO/YH)
#46 本山哲&柳田真孝(MOLA/MI)
(カッコ内はチーム名/タイヤ。BS=ブリヂストン、MI=ミシュラン、YH=ヨコハマ)

選手を代表して挨拶したのは、自身7年ぶりのNISMO復帰となった松田。6シーズンを過ごしたIMPULの星野一義監督への謝辞を交えつつ、「(NISMO復帰は)とても光栄で、やりがいと責任を感じています。今年のテーマは速さ、そしてチーム一丸となってチャンピオンを獲ること。限られた時間で素晴らしいクルマを開発してくれたNISMOのスタッフのためにも、結果で恩返ししたい。みなさんもサーキットに来て応援してください」と松田は語っている。

GT-Rが4台、ホンダNSXが5台、レクサスRC Fが6台という参戦陣容で“新GT500三国志”がスタートする2014年SUPER GTシリーズ。開幕戦は4月5~6日に岡山国際サーキットで開催される。

《遠藤俊幸》

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