北神急行電鉄、指令所の設備を更新

鉄道 企業動向
総合指令所の運行表示板(左)と指令所機器室(右)。各種システムの2重化により保安度を向上したという。
総合指令所の運行表示板(左)と指令所機器室(右)。各種システムの2重化により保安度を向上したという。 全 2 枚 拡大写真

北神線を運営している北神急行電鉄は総合指令所の設備を更新し、2月22日の初列車から新システムの使用を開始した。

北神線は新神戸(神戸市中央区)~谷上(北区)間7.5kmを結ぶ鉄道路線。1988年4月2日に北神急行電鉄の路線として開業した。現在は神戸高速鉄道が同線の線路施設を保有し、北神急行電鉄は神戸高速鉄道から線路施設を借りて列車を運行している。

北神急行電鉄によると、北神線の開業から25年以上が経過し、列車運行管理・電力管理システムなど総合指令所の設備の老朽化が進んでいたため、システム全体を更新することにした。新システムは各種システムの二重化を図るなどして保安度を向上したという。

総工費は約800万円。国土交通省と神戸市の緊急老朽化対策補助制度の適用を受けて整備した。

《草町義和》

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