三菱ふそうトラック・バス(MFTBC)は2月24日、海外向けに『キャンターGVW(車両総重量)8.55トン』の中型トラックを市場投入したことを発表した。
今回投入する中型トラックは、小型トラック「キャンター」のプラットフォームをベースに、中型車並みの積載量を実現。車両総重量増加に対しブレーキまわりの強化等を行い、安全性能を確保している。また、欧州ではGVW7.5トンを境に車両セグメントが変わるため、安全法規対応のための装備を追加している。
MFTBCは、キャンターGVW8.55トンを豪州、ニュージーランド、欧州各国で既に発売開始しており、今後はシンガポールなどへの展開を計画中。小型車クラスの初期導入・維持管理費用と、1クラス上の積載量による物流の高効率化を提供する。