三菱 RVR、米国でリコール…運転席サイドエアバッグが開かない恐れ

自動車 テクノロジー 安全
三菱アウトランダースポーツ(日本名:RVR)の2013年モデル
三菱アウトランダースポーツ(日本名:RVR)の2013年モデル 全 3 枚 拡大写真

三菱自動車の米国市場における主力車種、『RVR』(現地名:『アウトランダー スポーツ』)。同車が米国において、リコール(回収・無償修理)を行うことが分かった。

これは2月21日、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。三菱自動車の米国法人、三菱モータースノースアメリカから、アウトランダー スポーツに関するリコールの届け出を受けたと公表している。

今回のリコールは、運転席サイドエアバッグの不具合が原因。NHTSAによると、アウトランダー スポーツのレザーシート装着車は、製造工程で運転席の骨格にレザーを被せる際、配線に誤りがあり、事故の際、運転席サイドエアバッグが展開しない恐れがあるという。

リコールの対象となるのは、2013年モデルのアウトランダー スポーツの一部。2012年7月下旬から、2013年5月末にかけて生産され、米国で販売された733台が該当する。なお、米国向けのアウトランダースポーツは2012年7月から、米国イリノイ工場での現地生産に切り替えた。

三菱モータースノースアメリカでは、対象車の顧客に連絡。販売店で点検を行い、必要なら、運転席サイドエアバッグを交換するリコール作業を行うとしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  2. スズキの人気トールワゴン『ソリオ』開発責任者が語る、「顔だけじゃない」マイナーチェンジの真価
  3. ニックネームは“赤いコスモ”、50年前に登場した2代目ロータリースポーツ【懐かしのカーカタログ】
  4. 狭い道! 制限1.7mでコンクリートブロック付き、道幅は5mあるけど?…東京都板橋区
  5. 日産の第3世代e-POWER搭載、『キャシュカイ』が無給油で英国縦断に成功
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る