豊田通商、直接メタノール燃料電池事業に参画…米国ベンチャーと代理店契約

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オージャ社の開発したDMFC
オージャ社の開発したDMFC 全 1 枚 拡大写真

豊田通商は、米国の直接メタノール燃料電池(DMFC)の開発・製造会社である米・オージャ社と日本市場への事業展開に関する総代理店契約を2月24日に締結したと発表した。

豊田通商は、オージャ社のDMFCを日本へ導入することで、これまでにない新たな電力供給の手段を、日本市場へ供給することを目指す。まずは2月26日から28日に東京で開催される「FC EXPO 2014(国際水素・燃料電池展)」にDMFCを出展、販売を開始し、日本の燃料電池市場へ進出する。

DMFCは運搬や取り扱いが容易なメタノールを燃料として使用し、燃料電池内で化学反応を起こすことにより発電する発電機。既に世界中で流通網が整備されているメタノールを使用することで、近年注目されている水素の燃料電池と比べても、低いコストでの導入が可能で、安定的な電力供給源としての活用が見込まれている。

オージャ社は高い発電効率を実現する技術を有しており、同社の製品は米国において、既にさまざまな用途に使用され、高い評価を受けている。また、電力インフラが整備されている都心部だけではなく、未整備の郊外の安定した電力への需要に対応する取り組みも積極的に進めている。

《纐纈敏也@DAYS》

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