BMWグループのMINIは2月26日、スイスで3月に開催されるジュネーブモーターショー14において、MINI『クラブマン コンセプト』を初公開すると発表した。
同車は、次期MINI『クラブマン』を示唆したコンセプトカー。2013年11月に発表された新型MINI『ハッチバック』に続いて、新型MINIシリーズの第2バリエーションを提示する。
クラブマン コンセプトの特徴は、現行クラブマンの個性でもあった2+1ドアを改め、一般的な4ドアとした点だろう。これは市販モデルにも採用されると見られ、次期型では利便性が引き上げられることになる。
その一方、現行クラブマンの左右2分割テールゲート、いわゆる「観音開き」方式は、クラブマン コンセプトにも継承。ドアの枚数は、合計で「6ドア」という点が、クラブマン コンセプトの大きな特徴となる。
クラブマン コンセプトのボディサイズは、全長4223×全幅1844×全高1450mm。現行クラブマンに対して、260mm長く、170mmワイドになった。フロントマスクには、新型MINIハッチバック同様、MINIの新しいデザイン言語が導入されている。