東京ガスは24日、マレーシアにおいてエネルギー・サービス事業を展開するためガス・マレーシアと合弁企業設立契約を締結した。
新会社の資本金は400万リンギ。東京ガスの100%出資子会社エネルギー・アドバンスが34%、ガス・マレーシアが66%出資する。会社名はガス・マレーシア・エネルギー・サービス。3月の設立を予定している。
新会社は、エネルギー・アドバンスが培ってきたガスコージェネレーション・システムを核としたエネルギーサービス事業に関する営業及び運営ノウハウと、ガス・マレーシアが持つマレーシア国内のガス供給事業における供給インフラや顧客基盤を活かし、マレーシアにおけるエネルギーサービス事業を展開する。日系企業を含めた現地の工場などをターゲットにし、幅広く顧客獲得を行い、事業拡大を図っていく方針だ。
東京ガス・グループは今後もグループの強みを活かせる天然ガスをコアとしたエネルギーサービス事業の海外展開を進め、新興国の省エネ・省CO2や日本企業の海外展開等に貢献していく方針だ。