英国の高級車メーカー、ジャガーカーズは2月25日、『XF・R-スポーツ』の概要を明らかにした。実車は3月、スイスで開催されるジュネーブモーターショー14で初公開される。
同車は、ジャガーのミドルクラス車、『XF』のセダンとワゴン(「スポーツブレーク」)に用意されるスポーティ仕様。メルセデスベンツの「AMGスポーツパッケージ」、BMWの「Mスポーツパッケージ」、アウディの「Sライン」のような位置付けのスポーティ仕様を狙う。
ジャガーは「R-スポーツ」の最初の設定車種に、XFを選択。バンパー、サイドシル、リアスポイラーが専用デザインとなり、アグレッシブな雰囲気を強調した。アルミホイールも17インチの専用デザイン。タイヤは低転がり抵抗タイプで、燃費性能を追求。
インテリアは、チャコール系の配色をメインに、スウェード生地のシートを採用。オプションで、レッドまたはタンが選択できる。トリムパネルは、ダークオーク、ピアノブラック、カーボンファイバーベニアの3種類。
エンジンはディーゼル。2.2リットル直列4気筒ターボディーゼルは、最大出力163psを引き出す。アイドリングストップの効果もあり、欧州複合モード燃費20.4km/リットル、CO2排出量129g/kmの環境性能を備えている。