仙台市交通局は2月26日、仙台都市圏の地下鉄とバスに導入するICカード「イクスカ」のデザインを発表した。
英字表記は「icsca」。丸みを帯びた小文字で「カードのデザインと一体感」(仙台市交通局)を持たせた。券面デザインは仙台市指定文化財となっている伊達家伝来の水玉模様陣羽織にちなみ、水玉をモチーフにした。色は「杜の都」をイメージした緑にしている。
伊達家の家紋である「竹に雀」にちなみ、icscaのキャラクターとしてスズメもデザインした。「地表近くを自在な速度でマイペースで飛んだり、地面を飛び跳ねて移動する姿から、ICカードを利用することで軽快に移動できるイメージを表現」したという。
icscaは12月から、仙台市営地下鉄南北線に導入される予定。2015年の東西線開業時には同線と仙台市営バス、宮城交通バスでも利用できるようになる。