英ロールスロイス、ビスポーク 仕様の世界販売が過去最高…2013年

自動車 ビジネス 海外マーケット
ロールスロイスのビスポーク仕様車
ロールスロイスのビスポーク仕様車 全 1 枚 拡大写真

英国の高級車メーカー、ロールスロイスモーターカーズ(以下、ロールスロイス)。同社の2013年の「ビスポーク」仕様車の世界販売台数が、過去最高を記録したことが分かった。

これは2月24日、ロールスロイスが明らかにしたもの。2013年のビスポーク仕様車の世界販売台数が、新記録を達成したと発表している。

超高級車のロールスロイスは、ボディカラーや内装色、素材、装備などに対する顧客の要望が細かい。これらの顧客のニーズに応え、顧客の好みに合わせた1台にカスタマイズするのが、ビスポークプログラム。

ロールスロイスによると、2013年の世界販売のうち、全体のほぼ95%の顧客が、注文した新車に何らかのパーソナライズドを施したという。

車種別では、とくに『ファントム』と『ゴースト』の顧客が、ビスポークプログラムの選択率が高い。また、新型クーペの『レイス』では、顧客の90%がビスポークオプションを選択した。

市場別では、中東が最もビスポーク比率が高く、実に99%の顧客が選択。北米が98%、欧州が95%で続く。アジアは86%。

「2013年のビスポーク仕様車の販売の伸びは、ロールスロイスが高級品の世界において、ビスポークの草分けであることの証明」と述べるのは、ロールスロイスのトルステン・ミュラー・エトヴェシュCEO。「英国グッドウッドのビスポーク部門の成功が、世界中の目の肥えた顧客を魅了し続けるだろう」とコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの最高峰、新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…ブランド新戦略発表
  2. 「カッコよすぎ!」改良版レクサス『IS』お披露目にSNS興奮!「セダンを出し続けてくれて感謝」の声も
  3. 三菱の新型SUV『デスティネーター』、2025年度グッドデザイン賞に…『デリカミニ』と『デリカ』も部門賞
  4. 新型センチュリークーペ、6輪のレクサス『LS』、次期カローラにミゼットも…トヨタが「ジャパンモビリティショー2025」出展車両を公開
  5. 日産ブースはマンガ文化に着想、主役は『エルグランド』新型…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る