国土交通省は、スマートホンのアプリ機能などを使ったタクシー配車を普及させるため、利用者保護や公正競争の確保の観点も含めた諸課題について検討し、考え方を整理する検討会を設置したと発表した。
スマホの急速な普及に伴って、アプリ機能などをタクシー配車に活用する取り組みが始められつつあり、タクシーサービスの高度化や需要の拡大に結びつくと見られている。
一方で、新しい技術を活用したタクシー利用をめぐっては、ビジネスモデルや法の適用の考え方などがこれまで十分に整理されていない。本格的な普及を図っていく上で、利用者が安心して利用できるよう環境を整備する必要がある。
このため、国交省では、「タクシー・スマホアプリ配車の普及方策に関する検討会」を設置し、利用者保護や公正競争の確保の観点も含めた諸課題について検討し、考え方を整理するとともに、タクシー・スマホアプリ配車の本格的な普及を取りまとめる。