「ターボチャージャーの性能と設計」
著:浅妻金平 価格:4200円 発行:グランプリ出版
かつてターボチャージャーとは、クルマのパフォーマンス向上のために採用されるものであった。
さて、現在はどうか。環境性能や経済性の面から、(一部のスーパーカーなどを除けば)ターボはエンジンの小型化によるパフォーマンスの補完のために用いられることが多くなった。
また、最近は小排気量エンジンにターボを搭載した「ダウンサイジングターボ」と呼ばれるタイプのクルマが頭角を現し始めていることから、ターボの存在意義や搭載目的が変わろうとしている。
本書では、長年に渡り排気タービン過給器に関わってきた著者が、ターボに関する歴史や技術を300ページ以上に渡って徹底解説する。