【ジュネーブモーターショー14】フィアット フリーモントに「クロス」…オフロード仕様もクライスラーのOEM

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フィアット フリーモント・クロス
フィアット フリーモント・クロス 全 2 枚 拡大写真

イタリアの自動車大手、フィアットは3月、スイスで開催されるジュネーブモーターショー14において、『フリーモント・クロス』を初公開する。

フィアットは2011年春、ジュネーブモーターショー11で、新型『フリーモント』を発表。米国の自動車大手、クライスラーグループとの提携関係を生かし、ダッジ『ジャーニー』(日本名:『JC』)のOEMバージョンとして登場したのが、新型フリーモント。

ジャーニーは、2007年のフランクフルトモーターショーでデビューした5/7シーターの中型クロスオーバーワゴン。フィアットとクライスラーの両グループは2009年5月、資本提携を締結。クライスラーからフィアットへの車両のOEM供給は、この新型フリーモントが資本提携以降、初となった。

本家のジャーニーとの見た目の違いは、バンパーやグリル、テールランプなど。フリーモントのエンジンには、欧州向けらしくフィアット製の「マルチジェット」ターボディーゼルが用意されるのが特徴だ。また、サスペンションやステアリング系も、欧州ユーザー好みのセッティングが施される。

ジュネーブモーターショー14で初公開されるフリーモント・クロスは、フリーモントをベースに、オフロードテイストを付加した新仕様。クライスラーグループのダッジブランドは2014年2月、シカゴモーターショー14において、『ジャーニー・クロスロード』を発表。フィアットのフリーモントにも、これと同仕様が設定されることになる。

《森脇稔》

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