水素貯蔵・圧縮関連技術、特許総合力トップはトヨタ…パテント・リザルト

自動車 ビジネス 企業動向
水素貯蔵・圧縮関連技術、特許総合力
水素貯蔵・圧縮関連技術、特許総合力 全 2 枚 拡大写真

パテント・リザルトは2月28日、日本で出願された水素貯蔵・圧縮関連技術について、参入企業に関する調査結果を発表した。

同調査では、水素貯蔵・圧縮関連技術の特許を抽出し、各個別特許の注目度を得点化する「パテントスコア」をベースとして、特許の質と量から総合的に見たランキングを作成した。

その結果、総合力ランキングでは、1位 トヨタ自動車、2位 本田技研工業、3位 日本製鋼所という結果となった。

1位トヨタ自動車の注目度の高い特許には、「放熱性の異なる複数のガスタンクに対して過充填又は充填量不足を抑制するガス充填方法」に関する技術などが挙げられる。また後願特許への拒絶理由通知回数が多い特許は、「特別な流通体制を新たに確立することなく、手軽に水素を取り扱えるようにする水素充填技術」となっており、今回の調査対象範囲内で基本的な技術であると考えられる。

2位本田技研工業は、「内部に充填されるガスの圧力が上昇しにくい高圧水素ガスタンク」に関する技術などが注目度の高い特許として挙げられる。

3位日本製鋼所は、「水素吸蔵合金含有樹脂組成物」など、水素貯蔵材料に関する技術で強みを有している。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 販売わずか3年の希少車種、「角目」のいすゞ『117クーペ』【懐かしのカーカタログ】
  2. 第3世代e-POWERの日産『キャシュカイ』が無給油で英国縦断! その実力に日本導入への期待高まる
  3. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  4. 【ボルボ XC60 ウルトラB5 新型試乗】大胆緻密なマイチェンが証明する、ベストセラーであり続けている理由
  5. ウィラーエクスプレス、2026年春から高卒採用を開始…免許全額会社負担、独自のキャリアプランを発表
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る