独KSPG、小型EGRバルブを総額2億5000万ユーロ受注…欧米の自動車メーカーから

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手に持っているのが同社のEGRバルブ
手に持っているのが同社のEGRバルブ 全 2 枚 拡大写真

独ラインメタル傘下の自動車部品メーカーであるコルベンシュミット・ビエルブルグ(KSPG)は26日、新開発した小型排気再循環(EGR)バルブを欧州と北米の自動車メーカーから総額2億5000万ユーロ(約351億円)にのぼる受注を獲得したと発表した。

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同社のEGRバルブは、欧州の排気ガス規制ユーロ6に準拠しており、すでにドイツの高級車に採用され、今後2014年から15年にかけて、欧州と北米の自動車メーカーの新型エンジンに搭載されるという。

KSPGは、ドイツ国内のほか、チェコ、スペイン、米国、インド、中国でEGRバルブおよび関連モジュールを製造しており、年間600万ユニットの生産実績がある。

KSPGは、ドイツのコルベンシュミットとビエルブルグが合併して1998年に発足し、欧州、北米、日本、インド、中国に生産拠点を35箇所以上保有している。13年の売上高は約24億6000万ユーロ(約3456億円)で、従業員数は1万2000人以上になる。

《山内 博》

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