BMWモトラッド、ネイキッドのスーパー・スポーツモデル「S1000R」を投入へ…最高出力156ps

モーターサイクル 新型車
BMW S1000R
BMW S1000R 全 10 枚 拡大写真

ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)は、ネイキッド・モーターサイクル「ニューBMW S1000R」を、4月4日から販売開始すると発表した。

S1000Rは、BMWモトラッドのスーパー・スポーツ・モーターサイクル「BMW S1000RR」の後継。206kgの車両重量で最高出力156psを発生し、ASC、DTC、4種類の走行モードを標準装備するなど総合コンセプトの実現を目指したモデル。

S1000RRの排気量999ccの並列4気筒エンジンを、S1000Rに搭載するのに当たって、様々な走行状況に対応させるため広範囲にわたる変更を施した。エンジンは、日常走行とスポーティな走りのどちらにも対応可能なセットアップを追求し、低/中回転域の出力とトルクを大幅に強化した。

S1000Rに搭載されるエンジンは、最高回転数を約2000rpm低く抑え、最高出力156ps/10000rpm(日本仕様)、最大トルク112Nm/9250rpmを発揮する。

4種類の走行モードのほか、オートマチック・スタビリティ・コントロール(ASC)、ダイナミック・トラクション・コントロール(DTC)を標準装備する。「Rain」、「Road」の走行モードでは、路面状況に合わせて出力特性マップとトルク特性マップ、Race ABS/ASCの介入限界点を切り替えることが可能。これにより、路面状況が刻々と変化する場面で、安全性を確保する。「Dynamic」、「Dynamic Pro」の走行モードは、スポーティなパフォーマンスを、日常の走りでもサーキットの走りでもフルに発揮する。

DTCには現在の量産モーターサイクルとしては最先端のテクノロジーであるバンク角度センサーを装備しており、ダイナミックな加速性能とともに、高い安全性を提供する。

また、アルミ合金製ブリッジタイプ・フレームを採用し、エンジンをフレームの一部として利用。サスペンションはフロントに調整式倒立フォーク、リヤに調整式センター・スプリング・ストラット付きデュアル・スイングアームを装備する。ブレーキ・システムは、確実かつ極めて安定したブレーキングを実現するため、フロントにはラジアル・マウントされた4ピストン固定キャリパー付きツイン・ディスク・ブレーキ、リヤにはシングル・ディスク・ブレーキを採用し、前後にパーシャリー・インテグラルRace ABSを採用する。

BMW HP4に採用された標準装備の電子制御ダンパー・コントロールのダイナミック・ダンピング・コントロール(DDC)は、ダンパーの減衰力を走行状況に合わせて1/1000秒単位で調整、優れたパフォーマンスを実現するとともに、アクティブ・セイフティの向上を実現する。

メーターパネルには、アナログ式タコメーターと液晶ディスプレイを組み込み、液晶画面にはギヤ・ポジションや走行モード、ラップタイム・データまで、豊富な情報を提供する。個別にプログラミング可能なシフトポイント用フラッシュ・ランプ機能も内蔵し、最適なギヤシフト・タイミングを確認することが可能。

価格は169万9000円。

《レスポンス編集部》

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