【ジュネーブモーターショー14】アルファロメオの現代版「空飛ぶ円盤」、ディスコヴォランテが進化…グリーンに変身

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トゥーリング・スーペルレッジェーラ社のアルファロメオ ディスコヴォランテ
トゥーリング・スーペルレッジェーラ社のアルファロメオ ディスコヴォランテ 全 9 枚 拡大写真
3月4日(日本時間3月4日夕方)、スイスで開幕するジュネーブモーターショー14。イタリアのトゥーリング・スーペルレッジェーラ社は、アルファロメオ『ディスコヴォランテ』の新仕様を初公開する。

トゥーリング・スーペルレッジェーラ社は、イタリア・ミラノで1926年に創業した老舗コーチビルダー、カロッツェリア・トゥーリングの流れを汲む会社として、2006年に設立。現在ミラノを拠点に、自動車メーカーの依頼を受けて、デザインエンジニアリングなどの活動を行っている。

同社が2年前の2012年春、ジュネーブモーターショー12でワールドプレミアしたのが、アルファロメオ ディスコヴォランテ。アルファロメオは1952年、カロッツェリア・トゥーリングと『1900 C52』を共同開発。4ドアセダンの『1900』の車台をベースに、カロッツェリア・トゥーリングが手がけたボディを架装したモデルで、わずか数台が生産された。

1900 C52は、当時としては異例の、エアロダイナミクス性能を極限まで追求したフォルムが特徴。そのデザインが空飛ぶ円盤に似ていることから、「ディスコヴォランテ」と呼ばれるようになる。

トゥーリング・スーペルレッジェーラ社はジュネーブモーターショー14において、このディスコヴォランテの新仕様を初公開。ボディカラーが2012年のレッドから一転、落ち着いたブリティッシュグリーンをまとって再登場する。

このグリーンに合わせて、アルミホイールやストライプに、ゴールドを使用。インテリアも、再コーディネートが図られた。車台は引き続き、アルファロメオが2006年に発表した『8Cコンペティツィオーネ』がベース。4.7リットルV型8気筒ガソリンエンジンは、最大出力450psを引き出す。

《森脇稔》

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