【ジュネーブモーターショー14】アウディ RS4 アバントに「ノガーロ」…名車「RS2」へのオマージュ

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アウディ RS2(1994年)とRS4 アバント・ノガーロ・セレクション
アウディ RS2(1994年)とRS4 アバント・ノガーロ・セレクション 全 7 枚 拡大写真

ドイツの高級車メーカー、アウディは3月4日(日本時間3月4日夕方)、スイスで開幕するジュネーブモーターショー14において、『RS4アバント・ノガーロ・セレクション』を初公開する。

同車は『A4アバント』の高性能モデル、『RS4アバント』をベースにした特別モデル。車名の「ノガーロ」は、フランスのサーキットの名前。そして、ノガーロブルーと呼ばれる特別なボディカラーに由来する。

このノガーロブルーは、1994年に発表されたアウディ『RS2』のイメージカラー。RS2は、現在のアウディ「RS」シリーズのルーツにあたるモデルで、当時のアウディ『80アバント』をベースに開発された。

アウディRS2では、2.2リットル直列5気筒ガソリンエンジンに、大容量ターボチャージャーを装着。最大出力315ps、最大トルク41.8kgmを引き出し、4WDのクワトロと6速MTの組み合わせにより、0-100km/h加速5.4秒、最高速262km/hの性能を誇った。また、アウディRS2の開発には、ポルシェが参画。車両の組み立ては、ポルシェの工場で行われた点も特筆に値する。

アウディRS2のデビュー20周年を記念する形で登場したのが、RS4アバント・ノガーロ・セレクション。ボディカラーは、当時のRS2と同じノガーロブルーで塗装。表面にはパール加工を施す。室内は、シートやドアトリムを、ブルーでコーディネートした。

パワートレインに変更はない。自然吸気の直噴4.2リットルV型8 気筒ガソリン「FSI」エンジンは、最大出力450ps、最大トルク43.8kgmを発生。7速Sトロニックとクワトロを組み合わせ、0-100km/h加速は4.7秒、最高速は280km/h(リミッター作動)の実力だ。

《森脇稔》

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