【ジュネーブモーターショー14】ジャガー XFR-S にスポーツブレーク…アウディRS6とメルセデスE63AMG追撃

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ジャガー XFR-S スポーツブレーク(ジュネーブモーターショー14)
ジャガー XFR-S スポーツブレーク(ジュネーブモーターショー14) 全 15 枚 拡大写真

スイスで3月4日に開幕したジュネーブモーターショー14。英国の高級車メーカー、ジャガーカーズのブースで注目を集めたのは、『XFR-Sスポーツブレーク』だった。

日本では、ジャガーのミドルクラス車、『XF』はセダンのみを用意。しかし、欧州では、ワゴンの『XFスポーツブレーク』を設定している。このXFスポーツブレークの最強グレードとして、ジュネーブモーターショー14で初公開されたのが、XFR-Sスポーツブレーク。

心臓部には、セダンの『XFR-S』と同じエンジンが収まる。『XK』シリーズの頂点に立つ『XKR-S』譲りの直噴5.0リットルV型8気筒スーパーチャージャーは、最大出力550ps、最大トルク69.3kgmを発生。トランスミッションは、新型スポーツカーの『Fタイプ』と同じ8速「クイックシフト」。XFR-Sスポーツブレークは、0-100km/h加速4.8秒、最高速300km/h(リミッター作動)の優れたパフォーマンスを発揮する。

競合車となりそうなのが、アウディの新型『RS6アバント』。新開発の直噴4.0リットルV型8気筒ガソリンツインターボ「TFSI」エンジンを搭載。新エンジンは3993ccの排気量から、最大出力560ps/5700-6700rpm、最大トルク71.4kgm/1750-5500rpmを引き出す。0-100km/h加速3.9秒、最高速305km/hの実力。

また、メルセデスベンツの『E63 AMGステーションワゴン』とも競合。「S-モデル」の場合、排気量5461ccのV型8気筒ツインターボエンジンは、最大出力585ps/5500rpm、最大トルク81.6kgm/1750-5000rpmを獲得。0‐100km/h加速3.6秒、最高速250km/h(リミッター作動)のパフォーマンスを備えている。

《森脇稔》

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