3月4日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー14。三菱自動車のブースでは、一挙3台のコンセプトカーが欧州初公開を果たした。
これら3台のコンセプトカーは、『コンセプトGC-PHEV』、『コンセプトXR-PHEV』、『コンセプトAR』。全て2013年11月、東京モーターショー13でワールドプレミアされた次世代コンセプトカーだ。テーマは「@earth TECHNOLOGY」。欧州事業40周年を迎えた三菱自動車は、3台のコンセプトカーをジュネーブモーターショー14で披露し、環境イメージをアピールする。
コンセプトGC-PHEV は、3.0リットルV型6気筒スーパーチャージャー「MIVEC」エンジン、8速AT、高出力モーター、大容量バッテリーなどで構成するFRタイプのPHEVシステムを搭載し、オールラウンドSUVに相応しい走りを実現するフルタイム4WDの次世代大型SUV。
コンセプトXR-PHEVは、ダウンサイジングの考え方を導入した直噴1.1リットルターボ「MIVEC」エンジン、小型軽量な高効率モーター、大容量バッテリーなどで構成するFFタイプのPHEVシステムを採用した次世代コンパクトSUVの提案だ。
コンセプトARは、直噴1.1リットルターボ「MIVEC」エンジンに、軽量なマイルドハイブリッドシステムを組み合わせて搭載。SUVの機動性とMPVの居住性を融合させた次世代コンパクトMPV。
三菱自動車は、「3台のコンセプトカーには、SUVの機能性と安心感を象徴する新たなデザインを採用。三菱自動車の車作りの方向性を示すもの」と説明している。