ロッキード・マーチン、オリオンの打ち上げロケット用ブースターがケープカナベラルに到着

宇宙 企業動向
ケープカナベラルに到着したデルタIVヘビーロケット用のブースター
ケープカナベラルに到着したデルタIVヘビーロケット用のブースター 全 3 枚 拡大写真

ロッキード・マーチンは3月6日、ユナイテッド・ローンチ・アライアンス(ULA)のデルタIVヘビーロケット用のブースターがケープカナベラル空軍ステーションに到着することで、オリオン宇宙船の最初のテスト飛行にさらに一歩近づいたことを発表した。

このロケットは今年中に行われるオリオンの探求飛行テスト‐1の準備の為に、テストとULAの水平統合施設におけるプロセスが実施されることとなる。

技術者達は、ロケットが製造されたアラバマ州ディケーターに所在するULAの施設から、8日間をかけてフロリダに輸送を行った「デルタ・マリナー」と呼ばれる特別にデザインされた輸送車両からブースターを取り外した。

オリオンのテスト飛行の間、この乗務員を乗せていない宇宙船はデルタIVヘビーロケットによって打ち上げられ、周回低軌道を越える3600マイルを旅する。そして同日、オリオンは約2万マイルのスピードで地球に帰還し、太平洋に着水することとなる。

《河村兵衛》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  5. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る