【ECOPIA EX20 試乗会】比較試乗でわかるハンドリングと静粛性

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試乗テスト中のEX20
試乗テスト中のEX20 全 11 枚 拡大写真

ブリヂストン『ECOPIA EX20』の試乗会が、西那須野塩原にある同社のテストコース(プロ―ビンググラウンド)で行われた。試乗会のメインプログラムは、ドライ周回路による比較試乗、ウェットハンドリング路による比較試乗、ウェット路面でのブレーキ比較のデモの3つだった。

【画像全11枚】

このうちドライ周回路による比較試乗のインプレッションをお伝えする。

比較試乗は2台のトヨタ『プリウス』を使って行われた。それぞれにECOPIA EX20(シリーズのセダン用モデル)と『NEXTRY(ネクストリー)』が装着され、指定されたコースを2周ずつ走行して違いを体験するというものだ。また、単独試乗となるが、ECOPIA EX20RVを装着したセレナの試乗走行も行われた。なおEX20RVはミニバン用で、高速道路のレーンチェンジなどでのふらつきを抑え、高速安定性を向上させている。

試乗コースは、直線に高速コーナーが組み合わされており、高速道路での加速性能、直進安定性や静粛性などを評価した。3車線分確保された直線も用意され、レーンチェンジなども試せるようになっていた。

まず最初に感じたのは、発進が非常にスムースで車が軽くなったように感じる。プリウスもセレナも1名乗車ということも影響している可能性もあるが、普通のアクセル操作でも発進が重く感じることはない。EX20とNEXTRYを比較するとわかるのだが、ロードノイズの違いも顕著だった。NEXTRYは、「ゴー」という一般的な構想走行時のロードノイズがあるが、EX20では「サー」という小さいノイズに抑えられている。プリウスやセレナでも加速時にエンジン音の方がよく聞こえるくらいだ。

レーンチェンジは、EX20RVを装着したセレナ(ミニバン)の試乗で、より効果を感じられた。100km/h以上でレーンチェンジしても揺り返しの反動が少なく収まりがよい。意識して急な車線変更を試してみたのだが、思ったよりよく反応してくれステアリング操作も余分な修正をしないで車線に収まってくれる。ミニバンだからと思って、ワンテンポ遅れる反応を予想して早めのステアリング操作を行うと、むしろ車線を変更しきれないでレーンチェンジが終わってしまう。EX20RVに交換した直後だと、この違いを体感できるのではないだろうか。

《中尾真二》

テクノロジージャーナリスト・ライター  中尾真二

アスキー(現KADOKAWA)、オライリー・ジャパンの技術書籍の企画・編集を経て独立。現在はWebメディアを中心に取材・執筆活動を展開。インターネットは、商用解放される前の学術ネットワークの時代から利用し、ネットワーク、プログラミング、セキュリティについては企業研修講師もこなす。エレクトロニクス、コンピュータのバックグラウンドを活かし、自動車業界についてもテクノロジーを中心に取材活動を行う。

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