【ECOPIA EX20 試乗会】ウェットコンディションを忘れる? AA/aのエコタイヤ

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EX20のウェットテスト
EX20のウェットテスト 全 7 枚 拡大写真

ブリヂストン『ECOPIA EX20』の試乗会が、西那須野塩原にあるブリジストンのテストコース(プロ―ビンググラウンド)で行われた。試乗会のメインプログラムは、ドライ周回路による比較試乗、ウェットハンドリング路による比較試乗、ウェット路面でのブレーキ比較のデモの3つだった。

【画像全7枚】

このうちウェットハンドリング路による比較試乗のインプレッションをお伝えする。

比較試乗は2台プリウスを使って行われた。それぞれにECOPIA EX20(シリーズのセダン用モデル)と『NEXTRY』が装着され、指定されたコースを3周ずつ走行して違いを体験するというものだ。

試乗コースは、散水機が設置されたウェットハンドリングをテストするコースで、高速コーナー、S字、上り坂のコーナー、下り坂からのヘアピンカーブなどがあるかなりテクニカルなコースだ。全面が散水され水が流れている状況で、性能比較を行った。

まず、NEXTRYを装着したプリウスでの走行だ。もちろんこの車でもブレーキを効かせて普通に運転すれば問題なく走行できる。普通のタイヤだが、多少オーバースピード気味にコーナーに入ると、プリウスの横滑り防止装置やトラクションコントロールの介入が入ってしまう。高速コーナーの出口や下り坂からのカーブでは簡単に横滑り防止装置のワーニングが鳴りっぱなしの状態になることもあった。

続いてEX20を装着したプリウスを走らせてみると、先ほどと同じようにラフな運転をしてもアクティブセーフティの介入回数は確実に減った。コーナーのアプローチでもグリップを感じながら侵入できるので安心感も違う。タイヤ形状やブロックパターンによる排水機能がよく働いているのだろう。実際、走行中の試乗車をみていると、水面にタイヤの走行軌跡が確認できる。

試乗走行終了後のタイヤの状態も確認してみた。新品装着からウェット路面しか走行していないが、半日の試乗でトレッド面はほどよく表面が削れ、いわゆる「皮むき」が終わったような状態だった。当然といえば当然なのだが、ウェットでもしっかりグリップしているということだろう。

なお、ロードノイズについてはどちらも水を切る音が大きくて静粛性の違いはあまりなかった。

《中尾真二》

テクノロジージャーナリスト・ライター  中尾真二

アスキー(現KADOKAWA)、オライリー・ジャパンの技術書籍の企画・編集を経て独立。現在はWebメディアを中心に取材・執筆活動を展開。インターネットは、商用解放される前の学術ネットワークの時代から利用し、ネットワーク、プログラミング、セキュリティについては企業研修講師もこなす。エレクトロニクス、コンピュータのバックグラウンドを活かし、自動車業界についてもテクノロジーを中心に取材活動を行う。

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