JR東日本、Suica電子マネー10周年企画を実施…ラッピング列車も運行

鉄道 企業動向
2004年3月22日のサービス開始からまもなく10周年を迎えるSuica電子マネー。山手線でラッピング列車を運行するなど記念企画を実施する。
2004年3月22日のサービス開始からまもなく10周年を迎えるSuica電子マネー。山手線でラッピング列車を運行するなど記念企画を実施する。 全 2 枚 拡大写真

JR東日本は3月6日、同社が展開しているICカード「Suica(スイカ)」の電子マネーがサービス開始から10周年を迎えたことを記念し、「おかげさまでSuica電子マネー10周年キャンペーン」などの記念企画を実施すると発表した。山手線ではラッピング列車も運行する。

「10周年キャンペーン」は3月20日から4月20日まで実施。キャンペーン専用ウェブサイトで交通系電子マネーのID番号とメールアドレス、希望特典を登録し、その上で交通系電子マネーを利用して対象店舗で買い物をすると、抽選で10周年記念Suicaや、Suicaのキャラクター「Suicaのペンギン」の抱き枕などがプレゼントされる。応募口数は買い物5回で1口とし、買い物をすればするほど当選率がアップする。

記念商品はクリアファイル(273円)やシール(280円)、カードケース(500円)などを販売(価格は3月時点)。東京駅前の商業施設「KITTE」(旧・東京中央郵便局)では、4月1日から5月15日まで「カフェ&ギャラリー“Suica-fe(スイカフェ)”」をオープンする。「Suica-fe」では10周年記念グッズの販売や、「Suicaのペンギン」原作者のさかざきちはるさんの原画展示、トークショーなどを行う予定。

山手線では「Suica電子マネー10周年記念ラッピングトレイン」を運行する。運行期間は4月6日から5月31日までの予定。同線の1編成を「Suicaのペンギン」で装飾する。

Suicaは2001年11月18日、東京近郊区間のICカード乗車システムとしてサービスを開始。当初は電子マネー機能がなかったが、2004年3月22日から電子マネーサービスを開始した。今年1月末時点の実績はSuica発行枚数が約4557万枚で、このうち電子マネー対応カードは約4333万枚。モバイルSuica会員数も約330万人に達している。電子マネーの利用可能店舗は約24万4960店舗で、1日の最高利用件数は2013年7月12日の約406万件となっている。

《草町義和》

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