【ジュネーブモーターショー14】アバルト695にレース直系の「ビポスト」…1.4ターボは190ps

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アバルト 695 ビポスト(ジュネーブモーターショー14)
アバルト 695 ビポスト(ジュネーブモーターショー14) 全 11 枚 拡大写真

イタリアの自動車大手、フィアットの高性能車部門、アバルトは3月4日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー14において、アバルト『695ビポスト』(BIPOSTO)を初公開した。

同車は、フィアット『500』の高性能モデル、アバルト『500』のレーシングカー、『695アセット コルセ』をベースに、公道走行に必要な法規を満たすように仕立て上げたモデル。カルロ・アバルトが生み出したオリジナル『695』のデビュー50周年を記念し、「歴代アバルトで最強、最速」をコンセプトに掲げて開発された。

搭載エンジンは、1.4リットル直列4気筒ガソリンターボ「Tジェット」。最大出力はアバルトの公道仕様としては、史上最強の190psを叩き出す。車両重量は、1トンを切る997kg。パワーウェイトレシオは5.2kg/psで、アバルトによると、カテゴリーで最も優れた数値だという。

トランスミッションは、市販車では世界初というHパターンのドグミッション(Bacci Romano製)。パワフルなエンジンと軽量ボディを得た695ビポストは、カテゴリー最速の0-100km/h加速5.9秒を実現。最高速は、230km/hに到達する。

足回りは、レース用のブレンボ製ブレーキやExtreme Shoxの減衰力調整ダンパー、215/35R18タイヤなどで強化。内外装はエアロパーツ、サベルトの4点式シートベルト&バケットシートなど、専用仕立て。とくにサイドガラスは、軽量なポリカーボネート製に変更されており、小さなスライド小窓が設けられたのは、レース直系を感じさせる部分といえる。

《森脇稔》

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