2月のスバル米国販売、24%増の3万5000台…フォレスター が95%増と牽引

自動車 ビジネス 海外マーケット
スバル フォレスター(米国仕様車)
スバル フォレスター(米国仕様車) 全 4 枚 拡大写真
スバル(富士重工)の米国法人、スバルオブアメリカは3月3日、2月の新車販売の結果を公表した。総販売台数は、2月としては過去最高の3万4909台。前年同月比は24%増と、2桁増を維持している。

牽引役を果したのは、2013年春に新型が投入された『フォレスター』。2月は1万0773台を販売。前年同月比は95%増と、引き続き好調だ。

2012年9月に発売された『XVクロストレック』(日本名:『インプレッサXV』)も人気。2月は5489台を販売。前年同月比は68.5%増と、フォレスターに次ぐ伸び率を示す。

また、『インプレッサWRX』も根強い人気。2013年11月のロサンゼルスモーターショー13で新型が発表され、モデル末期にもかかわらず、前年同月比21.2%増の1801台を売り上げた。『インプレッサ』(「WRX」を除く)は2月、4559台を販売。前年同月比は0.5%増と、プラスに転じる。

一方、主力車種の『アウトバック』(日本名:『レガシィ アウトバック』)は8969台にとどまり、前年同月比は0.5%減と減少傾向。2014年2月のシカゴモーターショー14で新型を発表した『レガシィ』(日本名:『レガシィB4』)も、31.2%減の2575台と、引き続き落ち込む。

スバルの2014年1-2月米国新車販売は、前年同期比21.6%増の5万5826台。スバルオブアメリカのトーマスJ・ドール社長兼COOは、「販売の勢いは続いており、記録的なペースで新型車を投入している。2014年の結果には、とても期待できる」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ダイハツ『ムーヴ』開発責任者が語る、スライドドアを採用した「3つの理由」
  2. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  3. ヤマハの3輪スクーター『トリシティ』が進化! SNSでの注目は「デザイン」と「屋根が付くか」
  4. 「じゃじゃ馬っぽくていい」ホンダ『ヴェゼル RS』先行公開に早くも反響! デザインと性能に注目
  5. VW、自信を取り戻した欧州の巨人…IAAモビリティ2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る