BMW「i」のPHVスポーツ、i8…燃費は47.6km/リットルに確定

自動車 ニューモデル 新型車
BMW i8の市販モデル
BMW i8の市販モデル 全 7 枚 拡大写真

ドイツの高級車メーカー、BMWグループは3月10日、電動化技術に特化して立ち上げた新ブランド、「i」の市販車第二弾、『i8』の量産を4月から開始すると発表。同時に、同車の確定燃費データを公表した。

i8は、「i」の市販車第二弾のPHVスポーツカー。PHVシステムは、前輪をモーター、後輪をエンジンで駆動。リアにレイアウトされるエンジンは、1.5リットル直列3気筒ガソリンターボ。最大出力231ps、最大トルク32.6kgmを発生する。

フロントに置かれるモーターは、最大出力131ps、最大トルク25.5kgm。モーターとエンジンを合わせたトータルでは、最大出力362ps、最大トルク58.1kgm。このおかげで、0-100km/h加速は4.4秒、最高速は250km/h(リミッター作動)のパフォーマンスを達成する。二次電池は、畜電容量5kWhリチウムイオンバッテリーで、モーター単独で最大37km、最高速120km/hでEV走行できる。

今回、BMWは4月からのi8の量産開始と、6月からの欧州での納車開始を発表。同時に、確定燃費データを公表した。BMWによると、i8はEVモードの効果もあって、欧州複合モード燃費が47.6km/リットル、CO2排出量は49g/kmと、優れた環境性能を実現した。

i8は日本国内では、2014年夏の発売を予定。価格は1917万円と公表されている。

《森脇稔》

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