ボーイングは3月11日、グローバル・Xプレス・ネットワークの4機の人工衛星の最初の1機が、周回軌道上でのテストの全てに合格し、現在インマルサット社に引き渡されたことを発表した。
「これはグローバル・Xプレスにとって重要な達成だ。ボーイングの基盤の製造とペイロードの製造テストは完了した。これはインマルサットのグローバル・Xプレスチーム、そして我々のパートナーのスキルとプロフェッショナリズムの貢献を裏付けるものである」とインマルサット社のCEOであるラパート・ピアース氏は語った。
高速モバイル・ブロードバンド通信衛星は12月8日に打ち上げられ、飛行中の接続や海上の船舶との通信、ストリーミング・ビデオや他の音声及びデータを含む、政府と商用顧客利用者の広い範囲のサービスをサポートする。
ボーイングは4機のインマルサット5を製造する契約下にあり、2014年にあと2機の完成と打ち上げが予定されており、4機目の人工衛星は2016年に納入が予定されている。