マクロミルは、日刊自動車新聞と共同で、「増税前の自動車購入駆け込み実態に関する調査」を実施。その結果を発表した。
調査は、全国の20~69歳、1032人を対象に2月18日から21日の4日間、インターネットリサーチで実施した。
今年の3月末までに自動車を購入または納車予定の人に対して、自動車の購入がその時期になった理由を尋ねたところ、2013年12月~2014年2月の間に自動車を購入した人のうち、56.5%が「消費税が増税されるから」と回答。また、今年3月末までに納車を予定している人では「消費税が増税されるから」が77.9%にのぼった。今年3月末までに自動車を購入した人のうち、半数以上が消費税増税に際し、駆け込みを意識した層であったことがうかがえる。
また、2014年4月以降に納車を予定している人の47.6%は「2014年3月までに購入しようと思っていたが、間に合わなかった」と回答。自動車を契約し4月以降の納車を待っている人のうち、半数弱は3月末までの購入を希望していたものの、納車が間に合わずに4月以降となったようだ。
さらに、2014年4月以降に購入を希望している人に対して、今後の消費税増税についての認知度や影響度を尋ねたところ、消費税率が2015年10月から10%になることの認知度は97.6%と、ほぼ全員が知っていると回答した。また、消費税10%が自動車の購入に影響するとの回答は56.3%となり、現時点でも半数以上の人が次回の増税を意識していることがうかがえる。