防衛省、行方不明のマレーシア航空370便の探索に向けて自衛隊機4機を派遣へ

航空 行政
C-130H輸送機
C-130H輸送機 全 2 枚 拡大写真
防衛省は、マレーシア航空370便が消息不明となっていることから国際緊急援助活動を実施すると発表した。

クアラルンプール発北京行きのマレーシア航空370便は、3月8日午前0時41分(現地時間)にクアラルンプール国際空港を離陸し、午前1時半にマレー半島の東部沖で連絡が取れなくなり、午前2時40分に消息不明が確認された。同機には、乗員12人と乗客227人が搭乗していた。

捜索救難活動は、周辺国、乗客国籍国によって行われているが、現時点で機体は発見されていないことから、当初の捜索区域から捜索対象を拡大している。

日本政府は、マレーシア政府から支援要請を受け、防衛大臣が「国際緊急援助活動の実施に関する自衛隊行動命令」を発出。マレーシア関係機関、関係国等と調整のため、マレーシア国際緊急援助隊先遣隊の要員4人が民航機で出国したのに続いて、国際緊急援助活動へ部隊を増派することを決めた。

マレーシア国際緊急援助先遣隊をマレーシア現地支援調整所に改編し、現地でマレーシア航空370便の救助に関する情報収集、マレーシア関係機関と関係国との調整に当たる。

海上自衛隊P-3C哨戒機を2機を派遣するとともに、航空自衛隊のC-130H輸送機3機(うち、1機は日本で待機)を主要装備とする空国際緊急援助飛行隊を編組し、捜索救助活動を実施する。

防衛省では準備が整い次第、これらの部隊を派遣する予定。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  3. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  4. 空冷ポルシェで1台2億円!? マニア垂涎『シンガー911 DLS』とは
  5. 「みんなガソリン車が欲しいんだよ…」フィアットの新コンパクト『グランデパンダ』、6速MT登場に日本のファンも反応
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る