ホンダ、米スポーツカー選手権「デイトナ」クラスにエンジン供給…3.5 V6 ツインターボ

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
ホンダ製エンジンを積むスターワークスモータースポーツのチュードル・ユナイテッド・スポーツカー選手権のデイトナ・プロトタイプマシン
ホンダ製エンジンを積むスターワークスモータースポーツのチュードル・ユナイテッド・スポーツカー選手権のデイトナ・プロトタイプマシン 全 1 枚 拡大写真

ホンダの米国モータースポーツ部門、HPD(ホンダ・パフォーマンス・デベロップメント)は3月12日、米国で開催中のチュードル・ユナイテッド・スポーツカー選手権の「デイトナ・プロトタイプ」カテゴリーに、ホンダエンジン搭載車が初参戦すると発表した。

2014年に開始されたチュードル・ユナイテッド・スポーツカー選手権には、細かいクラスがある。上から、「LMP(ル・マン・プロトタイプ)2」、「DP(デイトナ・プロトタイプ)」、「P(プロトタイプ)」、「PC(プロトタイプ・チャレンジ)」。GTカーには、「GTL」と「GTD」が存在する。

今回、ホンダはチュードル・ユナイテッド・スポーツカー選手権のデイトナ・プロトタイプ クラスに参戦する「スターワークス・モータースポーツ」に、エンジンを供給すると発表。これは同選手権におけるホンダの拡大戦略で、ホンダとしては初のデイトナ・プロトタイプクラスへのエンジン供給となる。

供給されるエンジンは、ホンダの市販車用エンジン、「J35」型3.5リットルV型6気筒ガソリンユニットをベースに開発。「HR35TT」と命名された新エンジンは、モータースポーツ専用ユニットだ。

エンジン名の「TT」が示すように、市販車用との大きな違いは、2個のターボチャージャー(ツインターボ)で過給される点。HPDによると、直噴化により、燃費性能も追求しているという。

この新エンジンは、3月下旬にフロリダ州で開催されるチュードル・ユナイテッド・スポーツカー選手権の第2戦、「セブリング12時間耐久レース」で実戦デビューを果たす予定だ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. アルファロメオの新型SUV『ジュニア』日本発売に、「420万円はリーズナブル」「マジで美しい」など反響続々
  2. トヨタ車体、『アルファード』『ヴェルファイア』をトヨタに生産移管、いなべ工場は商用車専用に
  3. クーペSUVに進化! アルファロメオ『ステルヴィオ』次期型を完全プレビュー
  4. 「まさにアメリカンスポーツの最高到達点」1000馬力越えの『コルベット』にSNSも注目!コスパ最強ハイパーカー誕生か
  5. 背もたれに貼り付いた子どもたちの頭髪に…学術集会で議論された「ジュニアシートの適正使用」【岩貞るみこの人道車医】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る