ユニプレスは3月13日、八千代工業の連結子会社である米Yachiyo Manufacturing of Alabama(YMA社)の板金事業を譲り受けると発表した。
ユニプレスは、自動車用プレス部品を日本、米州、欧州、アジアの各拠点からグローバルに供給。年々加速する自動車メーカーの海外展開に対応し、さらなるグローバル拡販を推進している。
一方、八千代工業は米国拠点において自動車の樹脂製燃料タンクおよびサンルーフ事業、板金事業を展開しているが、今回、板金事業についてユニプレスに事業譲渡の申し入れを行った。
八千代工業の板金事業の製品は、ユニプレスの車体部品事業における製品と共通しており、同社の北米生産体制の強化および本田技研工業をはじめとした米国南部のカーメーカーとのビジネス拡大が期待できることから、YMA社の板金事業譲受けの基本合意に至った。
なお、YMA社・板金事業の2012年12月期における売上高は5800万米ドル(約59億円)。