【NHTSA】マツダ アテンザ 新型に最高の衝突安全性評価

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NHTSAの新型マツダアテンザの衝突テスト
NHTSAの新型マツダアテンザの衝突テスト 全 3 枚 拡大写真

マツダの米国法人、北米マツダは3月12日、新型『マツダ6』(日本名:新型『アテンザ』)が、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)の衝突安全テストで、最高評価の5つ星を得たと明らかにした。

NHTSAの衝突安全テストは、前面フルラップ56km/h、側面62km/h、ポール衝突、横転テストの4種類で実施。各テスト結果を星の数で5段階評価し、総合評価を決めるという内容。

またNHTSAは2010年10月、新しい衝突安全テストを導入。従来は運転席側のみに男性サイズのダミー人形を載せていたが、助手席側にも女性サイズのダミーを載せる方式とした。また、側面衝突テストではポール衝突を採用するとともに、衝突防止技術の評価も行う。従来よりも厳しい判定基準としている。

新型アテンザの各テストの結果は、前面衝突が4つ星。その内容は、運転席側が5つ星、助手席側が4つ星だ。側面衝突は前席、後席ともに5つ星。ポール衝突も5つ星。横転テストは4つ星で、横転のリスクは10.3%と判定された。

そして、新型アテンザは、NHTSAの衝突テストにおいて、総合評価で最高の5つ星に輝いた。この結果を受けて、北米マツダのジム・オサリバン社長は、「新型アテンザは、パフォーマンスと安全性を両立し、ファミリーセダンのカテゴリーで、比類なき満足度を提供する」と述べている。

《森脇稔》

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