近鉄、開業100周年を機に制服を一新

鉄道 企業動向
開業100周年を機に導入する近鉄の新しい制服。駅員と乗務員の制服を統一した。
開業100周年を機に導入する近鉄の新しい制服。駅員と乗務員の制服を統一した。 全 3 枚 拡大写真

近畿日本鉄道(近鉄)は3月12日、開業100周年を機に駅員と乗務員の制服を3月21日から変更すると発表した。駅員の制服は10年ぶり、乗務員の制服は7年ぶりの変更。今回は駅員と乗務員の制服を統一する。

新しい制服のコンセプトは「信頼と安心」「お客様の安全を守る責任」。濃紺をベースとし、近鉄のシンボルカラーである青をスーツのストライプ・ネクタイ・リボンに採用する。帽子の縁には他の大手私鉄にない白のラインを入れ、「近鉄らしさ」を表現するという。

また、駅員と乗務員の制服を統一して「『(職員が)一丸となってお客様の安全を守る』という責任」を表現。その一方、上着袖口のラインの本数や名札の色調などを変えることで職責が分かるようにした。夏服は「クールビズが長期化している傾向を踏まえて、ネクタイの有無に係わらず規律正しさを兼ね備えた」ボタンダウンシャツを採用する。

現在の近鉄が設立されたのは1944年だが、同社は1910年9月16日に設立された奈良軌道(後に大阪電気軌道に改称)を母体会社としており、今から100年前の1914年4月30日、現在の近鉄奈良線大阪上本町~近鉄奈良間が大阪電気軌道の路線として開業している。

《草町義和》

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