JR北海道、津波対策で「海抜表示板」を設置

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「海抜表示板」の設置例(苫小牧駅・左)とイメージ(右)。自治体設置分を除く119駅に設置する。
「海抜表示板」の設置例(苫小牧駅・左)とイメージ(右)。自治体設置分を除く119駅に設置する。 全 2 枚 拡大写真

JR北海道は3月12日、津波対策の一環として一部の駅に「海抜表示板」の設置を進めていると発表した。

同社によると、2011年の東日本大震災を受け、2012年度末に「津波対応マニュアル」を策定。その後、北海道が公表した津波浸水予測図などを元にマニュアルの見直しを行い、浸水の可能性がある駅を中心に駅舎などの地盤の高さを表示することにした。

設置対象駅は152駅で、内訳は根室本線上厚内~茶内間の25駅、日高本線勇払~様似間の28駅、函館本線函館~桔梗・姫川~二股・渡島砂原~森・余市~銭函間の31駅、室蘭本線静狩~沼ノ端間の34駅、江差線七重浜~渡島鶴岡間の11駅、釧網本線遠矢~釧路湿原・中斜里~網走間の12駅、留萌本線留萌~増毛間の9駅、宗谷本線南稚内~稚内間の2駅。

このうち関係する自治体が設置した駅を除く119駅に設置する計画で、3月7日までに107駅への設置が完了している。残る12駅についても近日中に設置する予定という。

《草町義和》

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