京阪大津線が「中二病」に…3月18日から

鉄道 企業動向
600形「中二病」編成のイメージ。1両がピンクを基調にした「日常の高校生活バージョン」、もう1両が青を基調にした「中二病による妄想世界バージョン」になる。
600形「中二病」編成のイメージ。1両がピンクを基調にした「日常の高校生活バージョン」、もう1両が青を基調にした「中二病による妄想世界バージョン」になる。 全 5 枚 拡大写真

京阪電気鉄道は3月18日から、京都アニメーション制作「中二病でも恋がしたい!」シリーズのキャラクターをデザインしたラッピング電車を、大津線系統で運行する。同シリーズのフルラッピング車が運行されるのは大津線が初めて。

「中二病」は、同名ライトノベルを原作としたアニメ。2012年10月から12月まで第1期テレビアニメが放映され、翌2013年秋には劇場版が公開。今年1月からは第2期テレビアニメが放映されている。アニメでは大津線の電車や大津市内の京阪石山駅、穴太駅など、実在する駅周辺の風景をモデルとした背景が描かれており、琵琶湖汽船の「ミシガン」をモデルとした観光船も登場する。

「中二病」になるのは600形2両編成1本で、3月18日から2015年3月31日まで石山坂本線の石山寺~坂本間で運行される予定。車体には「中二病」主要キャラクターの「富樫勇太」「小鳥遊六花」「丹生谷森夏」「五月七日くみん」「凸守早苗」「七宮智音」が描かれる。

基調色は作品内の二つの世界を表しており、2両のうち坂本方はピンクを基調とした「日常の高校生活バージョン」、石山寺方は青を基調とした「中二病による妄想世界バージョン」になるという。車内も外装と同様の基調色と主要キャラクターをデザインした装飾を施す。

4月26日の9時からは、「中二病」キャラクターをデザインした特製乗車券が浜大津駅で発売される。円形二つ折り(直径約28cm)の台紙に主要キャラクター4人をそれぞれデザインした計4種類の絵柄の大津線1日フリー乗車券(大人)がセットになったもので、発売額は1セット2000円。発売数は3000セットまでとなる。

《草町義和》

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