ポルシェの2013年通期決算、営業利益は6%増…過去最高

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ポルシェ・カイエン
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ドイツの高級スポーツカーメーカー、ポルシェは3月14日、ドイツで年次株主総会を開催し、2013年通期(1-12月)の決算を明らかにした。

同社の発表によると、売上高は前年比3%増の143億ユーロ(約2兆0136億円)。営業利益は6%増の25億8000万ユーロ(約3633億円)。売上高、営業利益ともに、過去最高を記録した。

2013年の世界新車販売は16万2145台と、こちらも過去最高を達成。前年実績に対して、15%増と伸びた。モデル別では、SUVの『カイエン』の人気が最も高く、8万4000台以上を販売。『ボクスター』と『ケイマン』は合計で約2万5500台を売り上げ、前年比は117.4%の大幅増。『911』シリーズは、およそ3万台を販売する。

市場別で見ると、単一国の最量販市場は、引き続き米国。2013年は、前年比20.8%増の4万2323台を販売した。アジア太平洋、アフリカ、中東は、合計で20.3%増の6万1534台。中国は19.9%増の3万7425台で、2年連続で3万台を突破した。また、欧州は前年比4.4%増の5万1049台と、ひと桁台の伸び率に後退。一方、地元ドイツは、17.8%増の2万0638台と好調だった。

ポルシェ取締役会のマティアス・ミューラー会長は「2013年は『パナメーラ』のPHV、『918スパイダー』、『マカン』の3車種を発表。これら3車とともに、ポルシェは将来へ続く成功の基盤を築いた」と述べている。

《森脇稔》

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