シュコダ、チェコ工場で謎の新型車を生産へ

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欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲングループに属し、チェコに本拠を置くシュコダ。同社が、謎の新型車の生産を計画していることが判明した。

これは3月14日、ドイツで開催された「ドイツ-チェコ会議」において、フォルクスワーゲングループを率いるマルティン・ヴィンターコルン取締役会会長が明らかにしたもの。同会長は、「チェコのクヴァシニ工場において、新型車を生産する予定」と宣言している。

現時点では、この新型車の詳細に関する発表はない。ただし、シュコダは3月4日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー14において、『ビジョンC』を初公開。ビジョンCは、シュコダの次世代デザイン言語を表現したコンセプトカー。ここ数年、シュコダが取り組みを強化してきたダイナミックなデザインを反映させ、流行の4ドアクーペボディに仕上げた。

シュコダのビンフリート・ファーラントCEOは、「クヴァシニ工場で新型車の生産を行うという決定は、シュコダのチェコでの基盤を強化すること」とコメント。

また、フォルクスワーゲングループのマルティン・ヴィンターコルン取締役会会長は、「シュコダとフォルクスワーゲンは23年間に渡って緊密な関係を築いてきた。シュコダは現在も将来も、フォルクスワーゲングループにとって重要なパートナー」と述べている。

《森脇稔》

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