国土交通省、船員の災害減少を促進するための実施計画を作成…死傷災害・疾病ともに3%減

船舶 行政

国土交通省海事局は、第10次船員災害防止基本計画(2014~2017年度の5カ年)に掲げた船員災害の減少目標を達成するため、2014年度の船員災害防止実施計画を作成した。

2014年度計画における主要な取り組みとして、作業時における死傷災害と対策、死亡・行方不明率の高い災害と対策、漁船における死傷災害と対策、高年齢船員の死傷災害・疾病と対策、生活習慣病などの疾病対策を展開する。

また、特に近年増加傾向にある「動作の反動・無理な動作」による災害や、漁船における「飛来・落下」の防止対策を実施する。このほか、改正船員法令によって新たに規定された、船内安全衛生委員会や定期的な船内環境等の検査、安全衛生に関する計画の作成についても定める。

船員災害の減少目標は、第10次船員災害防止基本計画で定めた船員災害の減少目標を達成するため、5年間の基本計画中、毎年同程度の船員災害を減少させる。2014年度は、死傷災害3%減(一般船舶3%減、漁船4%減)、疾病3%減(一般船舶3%減、漁船2%減)を目指す。

《レスポンス編集部》

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