GM、新世代ガソリンエンジン「エコテック」発表

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GMの新世代ガソリンエンジン「エコテック」
GMの新世代ガソリンエンジン「エコテック」 全 1 枚 拡大写真

米国の自動車最大手、GMは3月19日、新世代の小排気量ガソリンエンジンシリーズ「エコテック」を発表した。

新世代のエコテックは、従来よりもモジュラー化を促進。気筒数や排気量の変更がいっそう簡単となり、幅広いバリエーション展開を可能にしている。

気筒数は、直列3気筒と直列4気筒。排気量は1.0リットルから1.5リットルまでが用意され、自然吸気とターボがある。最大出力は75psから165ps。最大トルクは9.7kgmから25.5kgmまで。エンジンバリエーションは11種類に上る。モーターと組み合せたハイブリッド化や、代替燃料仕様にも発展できる。

新世代のエコテックはまず、欧州でオペル『アダム』に搭載。1.0リットル直列3気筒ターボ版を積む。また、中国向けには2015年、次期シボレー『クルーズ』に採用。こちらは4気筒版で、1.4リットルのターボと1.5リットルの自然吸気となる。

GMは新世代エコテックを2017年までに、世界5工場で年間最大250万ユニット、生産する計画。

《森脇稔》

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