「ときわ路パス」関鉄竜ヶ崎線と真岡鐵道もフリー区間に

鉄道 企業動向
「ときわ路パス」のフリー区間。4月5日利用分からは、関東鉄道竜ヶ崎線の佐貫~竜ヶ崎間と真岡鐵道真岡線の下館~茂木間も利用できるようになる。
「ときわ路パス」のフリー区間。4月5日利用分からは、関東鉄道竜ヶ崎線の佐貫~竜ヶ崎間と真岡鐵道真岡線の下館~茂木間も利用できるようになる。 全 3 枚 拡大写真

JR東日本水戸支社はこのほど、「ときわ路パス」で利用できる鉄道路線の範囲を拡大すると発表した。

「ときわ路パス」は茨城県内の鉄道路線に限定したフリー切符で、フリー区間は常磐線の取手~大津港間、水郡線の水戸~下野宮間と上菅谷~常陸太田間、水戸線の小田林~友部間、鹿島線の鹿島サッカースタジアム~潮来間、関東鉄道常総線全線、鹿島臨海鉄道の大洗鹿島線全線、ひたちなか海浜鉄道の湊線全線としていた。4月5日利用分からは、真岡鐵道の真岡線全線と関東鉄道の竜ヶ崎線全線もフリー区間に加わる。真岡線の全線が新たに加わることで、フリー区間が栃木県内にも広がる。

2014年度の設定日は、春季が4月5日から5月11日までの土曜・休日、秋季が9月6日から11月30日までの土曜・休日と11月13日(茨城県民の日)。各期間中の1日に限り、フリー区間の鉄道路線が自由に乗り降りできる。利用できる列車と座席は普通列車の普通車自由席で、特急列車や普通列車グリーン車は特急券やグリーン券を別途購入する必要がある。真岡鐵道のSL列車『SLもおか』もSL整理券が必要。

乗車日の1カ月前から当日まで、フリー区間内のJR東日本の主な駅などで発売される。発売額は大人2150円・子供540円。JR東日本の中高齢者向け会員制度「大人の休日倶楽部」の会員用(1650円)も発売されるが、設定日は10月4日から11月30日までの土曜・休日と11月13日になる。

《草町義和》

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