【大阪モーターサイクルショー14】軽自動車増税の見直しを求め、署名運動が始まる

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【大阪モーターサイクルショー14】軽自動車増税の見直しを求め、署名運動が始まる
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四輪車と二輪車で異なる軽自動車税の増税について、その是正を求める署名運動が、開催中の大阪モーターサイクルショーで始まった。二輪車の関連団体が、増税を巡り署名活動を行うのは初めてのことだ。

呼びかけ人は、大阪オートバイ事業協同組合とその全国組織である全国オートバイ協同組合連合会。会場となる大阪市住之江区のインテックス大阪1号館の大阪組合出展場所で受け付ける。

2015年4月1日からスタートする軽自動車増税は、軽四輪車は同日以降に新規取得された新車だけが対象だが、原付バイクを含む二輪車は、購入時期に関係なくすべての車両が増税対象となる。

署名活動の内容は「軽四輪車と同様に新規取得される新車から適用するように願いたい」と、増税について四輪車と同様の適応を求めるもの。

全国連合会の会長で大阪組合の理事長を兼任する吉田純一氏は、こう訴える。

「取得税が課税されていない二輪車は、ただ税金が上がるだけ。しかも、同じ軽自動車税のなのに、四輪車は新車だけ。二輪車はすべての車両で増税します。こんな不公平なことはない」

軽自動車税の増税は、廃止をにらんだ取得税率引き下げの減収分の穴埋めとして導入が進んだ。しかし、取得税のない二輪車の増税根拠については穴埋め増税とは言えず、総務省は新たに二輪車の軽自動車税では徴税のコストが高いため、という理由を上げている。

署名活動は、28日から江東区有明の東京ビッグサイトで開催される東京モーターサイクルショーでも実施が決まっている。他の二輪車関係団体でも行われる予定だ。

《中島みなみ》

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