長野計器、ドイツに圧力センサを現地製造する合弁会社を新設…欧州自動車メーカー向け事業拡大

自動車 ビジネス 企業動向
長野計器、圧力センサ
長野計器、圧力センサ 全 1 枚 拡大写真

長野計器は、ドイツにインテリジェント・センサーシステム・ドレスデンと圧力センサを製造する合弁会社を設立することで合意したと発表した。

同社は、ドイツ系自動車メーカーやサプライヤーに、車載用圧力センサを供給してきた。自動車技術の進展に伴って、使用される車載用圧力センサは、数量、用途ともに、年々増加傾向にある。

今回、欧州で車載用圧力センサを中心とした事業基盤の強化・拡大、収益の確保を目的に、インテリジェント・センサーシステム・ドレスデンとの共同出資により、ドイツに圧力センサを製造する合弁会社を今年7月に設立する。

合弁会社は「JaDeセンサーテクニーク」でドイツ・ドレスデンに設立する。資本金は20万ユーロで、長野計器が51%出資する。

合弁会社では、製品のコア部品となる圧力センサ素子を長野計器が供給し、その他の部品については現地調達する予定。事業開始は今年10月の予定。車載用圧力センサを欧州で現地生産することで、欧州の顧客の拡大を図る。

同時に、ドイツにある長野計器の駐在員事務所を法人化し、販売会社「NAGANO KEIKI」を今年7月に設立、現地での販売・サービスの面での強化も図る。

《レスポンス編集部》

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