プジョー、新世代3気筒ガソリンエンジン「ピュアテック」発表…燃費21%向上

エコカー 燃費
プジョーのピュアテック
プジョーのピュアテック 全 3 枚 拡大写真

フランスの自動車大手、プジョーは3月19日、新開発のガソリンエンジン「ピュアテック」の詳細を明らかにした。

ピュアテックは、PSAプジョーシトロエンが新世代のガソリンエンジンとして、4年の歳月をかけて開発。欧州のダウンサイジングトレンドに従い、エンジン排気量は1.0リットルと1.2リットル、気筒数は3気筒としている。

ピュアテックには、自然吸気とターボの2種類を設定。自然吸気は、1.0リットルと1.2リットル。ターボは1.2リットルとなる。最大出力は1.0リットルが68ps、1.2リットルが82ps。1.2リットルターボは110psと130psの2種類のチューニングが存在する。

フリクションやオイルポンプのロスの低減などを図り、アイドリングストップも採用。プジョーによると、『308』のピュアテック搭載車の場合、従来の1.6リットル直列4気筒ユニット比で、21%燃費を向上させているという。またターボ版は、最大トルクの95%を、1500‐3500rpmの常用域で引き出す特性。

ピュアテックは2014年3月から、まずは308シリーズに搭載。その後、年内には、『108』、『208』、『2008』に拡大採用していく計画。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. アルファロメオの新型SUV『ジュニア』日本発売に、「420万円はリーズナブル」「マジで美しい」など反響続々
  2. 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』が日本導入…6月の新型車ランキング
  3. クーペSUVに進化! アルファロメオ『ステルヴィオ』次期型を完全プレビュー
  4. トヨタ車体、『アルファード』『ヴェルファイア』をトヨタ自動車に生産移管、いなべ工場は商用車専用に
  5. トヨタ RAV4 新型の競合は? 価格帯別にライバルを予想する
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る