英国ロンドン・ヒースロー空港は3月24日、調査会社ポピュラス実施の、ロンドン市民を対象とした、空港問題に関する世論調査の結果を公表した。
市民が最も重要視する問題として挙がったのは、就航路線の充実(35パーセント)。以下は、ロンドン中心部からのアクセス(18パーセント)、経済的な恩恵(10パーセント)、騒音(8パーセント)などと続いている。空港の問題点の上位3項目に騒音を挙げた人の割合は、23パーセントに留まった。
今回の調査について、マシューズ空港最高経営責任者は「第3滑走路が完成すれば、就航路線と経済的な恩恵の増加が見込める」とコメント。さらに「騒音は多くの人々にとって重要な問題」とし、騒音対策を着実に進めていく意思も示した。