【バンコクモーターショー14】スバル WRX 右ハンドル車、日本に先駆けて公開

自動車 ニューモデル 新型車
新型「WRX」と共に記念撮影に臨む、Tan Chong International社エクゼクティブ・ディレクターGlenn Tan氏(WRXの右)と、COOであるSeetoh Kwok Meng氏
新型「WRX」と共に記念撮影に臨む、Tan Chong International社エクゼクティブ・ディレクターGlenn Tan氏(WRXの右)と、COOであるSeetoh Kwok Meng氏 全 9 枚 拡大写真

2014年1月に開催されたデトロイトモーターショーでワールドプレミアしたスバル「WRX」。日本での登場が期待される中、25日、第35回バンコク国際モーターショーのプレスカンファレンスにおいて、右ハンドル車としては初となる「WRX」が披露された。

プレスカンファレンスは、会場内を車種ごとにテーマとしたダンスが披露される中で開催され、真っ赤なボディに身をまとう「WRX」は会場内で一際目立つステージ上に置かれてた。公開されたスペック表によると、すでに発表された「WRX」と同じ。最高出力268馬力、350Nm/2400-5200rpmを発揮する2.0リットル・DITエンジンが搭載され、これは日本で5月にも発売されるレヴォーグとベースを同じにしているようだ。組み合わされるトランスミッションは6速MTのみとなる。

「WRX」はしっかりとした剛性感を確保すると共に、ワイドボディスタイリングを含む新しい洗練された外観を見せたスポーツ感覚あふれる雰囲気がたっぷり。内装こそ現行インプレッサを踏襲したものだが、内装にはフラットボトムの本革巻きステアリングやカーボ&メタルトリムを施し、外観では 17インチアロイホイール、独自のエキゾーストなど、“ノーマル”との差別化で高いスポーツ性をはっきりと訴えている。

タイにおけるスバル社の販売権を持つTan Chong International社のエクゼクティブ・ディレクターであるGlenn Tan氏は「新しいスバルWRXは、これまでにない強化されたパフォーマンスを持つと共に、スポーツセダンらしい豪華さと快適性も兼ね備えたクルマ」と述べている。

プレスカンファレンスが行われたスバルのブースでは、車種ごとの個性を表すダインスがしばし繰り広げられ、最後にステージ上のWRXに落ち着くといった趣向が凝らされた。最後にはダンサーと共にGlen Tan氏と同社COO(Chief Operating Officer)であるSeetoh Kwok Meng氏と並んで記念撮影のお決まりの流れ。新型「WRX」は、走りにこだわる多くのスバルファンたちに大いに歓迎されるのは間違いない。

《会田肇》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 水平対向8気筒エンジン搭載バイクは世界唯一、中国長城汽車の「SOUO」ブランドが発表
  2. 6年ぶりビッグネーム復活!? 新開発のV12エンジンが搭載されるフラッグシップGTとは
  3. トヨタ『シエンタ』対応の「車中泊キット」一般販売開始
  4. スズキ スーパーキャリイ 特別仕様は“For Your Work Buddy”…デザイナーの思いとは?
  5. BMWの新型車、ティザー…実車は5月24日発表へ
  6. VWの小型ミニバン『キャディ』、改良新型を生産開始…5月末ドイツ発売へ
  7. BMWが14車種の新型車を発売へ…『X3』や『1シリーズ』に新型 2024年
  8. MINI ハッチバック 新型の頂点「JCW」、今秋デビューへ…プロトタイプの写真を公開
  9. 『セリカ』はGRで復活か? エンジンは?---トヨタの名車が再登場へ
  10. VW『ゴルフ』改良新型、新PHEVはEVモード143kmに拡大…欧州受注スタート
ランキングをもっと見る