NEXCO中日本など、高速走行時におけるドライバーの脳活動可視化に成功

自動車 テクノロジー 安全
脳活動の可視化の状況
脳活動の可視化の状況 全 2 枚 拡大写真

NEXCO中日本は、世界で初めて脳機能近赤外線分析測定法(fNIRS:functional near-infrared spectroscopy)装置を車両に搭載し、高速道路を走行するドライバーの脳活動の可視化に成功したと発表した。

今回の研究はNEXCO中日本と東京大学生産技術研究所の須田義大教授、株式会社脳の学校が共同で実施。fNIRSは脳機能画像法の一つで、装置が小型軽量なため、移動可能かつ被験者が体を動かしながら脳機能を計測できることが特徴だ。今回の研究では、脳血流量だけでなく、脳酸素消費の変化を同時に計測し、ドライバーの脳活動を多面的に画像化することにも成功している。

NEXCO中日本では、高速道路走行中のドライバーの脳にかかる生理的負担を把握することで、交通事故を引き起こす要因や交通安全対策の効果を分析。同技術を活用することで、目に入りやすく分かりやすい標識や情報板など、交通安全対策を客観的に評価することができ、より効果の高い施策を実施することができるとしている。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「クラシックmini」がレストモッドで蘇る! 限定生産で約1490万円から
  2. 「存在感ハンパない」DSの新型フラッグシップ『N°8』が「唯一無二な印象」など話題に
  3. ケーニグセグ、1625馬力の新型ハイパーカー『サダイアズ・スピア』発表
  4. いすゞ『ギガ』など大型・中型トラック1万6780台をリコール…シートサスペンション不具合
  5. 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』が日本導入…6月の新型車ランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る