PHVスポーツ、カルマ の米フィスカー…中国企業への売却手続きが完了

自動車 ビジネス 企業動向
フィスカー・カルマ
フィスカー・カルマ 全 1 枚 拡大写真

米国のベンチャー企業で、プラグインハイブリッド(PHV)スポーツカー、『カルマ』を製造・販売していたフィスカーオートモーティブ。同社の中国企業への売却手続きが完了した。

フィスカーオートモーティブは2013年11月、破産を申請。同時に、投資ファンドのハイブリッド・テクノロジー社に身売りすることも発表していた。ところが、この発表に、他の債権者が反発。同社の資産は、競売にかけられることになった。

2014年2月、同社は、「フィスカーオートモーティブの資産を、競売で中国の自動車部品最大手、万向集団が落札した」と発表。万向集団は1億4920万ドル(約152億円)の最高額を提示し、フィスカーオートモーティブの資産を落札した。

万向集団はこのうち、1億2620万ドル(約128億円)を現金で支払い、フィスカーオートモーティブの債務の800万ドル(約8億円)分も肩代わりする。

今回、フィスカーオートモーティブは、万向集団への資産売却手続きが完了したと発表。同社のマルク A・ベリンソン氏は、「今回の売却手続き完了は、フィスカーの全ての債権者にとって、大きな成果」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  3. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  4. 「じゃじゃ馬っぽくていい」ホンダ『ヴェゼル RS』先行公開に早くも反響! デザインと性能に注目
  5. メルセデスベンツ、EVで双方向充電を2026年から開始…新型『GLC』が第1弾
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る