【大阪モーターサイクルショー14】コンセプトは「未来」と「クール」…ホンダ、NM4を初公開

モーターサイクル 新型車
井内社長
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大阪市住之江区のインテックス大阪で開催された大阪モーターサイクルショー14で、ホンダ・ブースはNM4の初公開コンファレンスで盛り上がった。

まずホンダモーターサイクルジャパンの井内正晴社長が、「『バイクが、好きだ』『枠にはまるな』の合い言葉で、バイクの魅力を展開したい。今回のNM4もそのひとつだ」と挨拶し、次いで開発担当者の本田技術研究所2輪R&Dセンター熊本分室:三倉圭太氏が、「NM4は未来とCOOLをコンセプトに、いままでに無いマッシブなフロントデザインを開発した。駆動系にDCT(ダブル・クラッチ・トランスミッション)を採用した走りは新鮮だ。DCTに連動して色が変わるメーターパネルでライダーとバイクが一体化できる」と特徴を説明した。

公開されたNM4はリアボディが幅狭に絞られて、幅広のリア・タイヤを強調したマットブラックメタリックの『NM4-01』と、リアにラゲッジ・スペースを兼ねたボディが張り出しているパールホワイトの『NM4-02』の2台。色が変わるメーターパネルは、エンジンが停止している状態では紫色だ。バックミラーを囲んで前方へのびたフロントフェアリングに設けられたユーティリティボックスは、側面の小三角形のボタンを押すと開く。左側には、ETCユニットが装備されていた。

色が変わるメーターパネルについて、前出の三倉氏は、「4輪車のメーターにエコ運転を示す小さな表示部の色が変わる部分があるのを見て、小さな表示部の色が変わるだけなら、その部分を凝視しなければ分からないと思った。それならメーターパネル全体の色を走行状態・変速状態に応じて変わるようにすれば、ライダーは直感的に走行状態を判断できる。ちょうどDCTを採用したので、変速状態を電気的に取り出すことができた」と着想を明かしてくれた。

三倉氏によると「メーターパネルの色は、エンジン停止状態から状態に応じて多段階で変化する。色の変化が煩わしい場面では色を固定するモードも設定した」という。なお、現在同社では2輪車の開発を、狭山と熊本の2拠点体制で行っている。NM4は熊本分室で開発された。

ホンダ・ブースには、NM4以外にも、6速ミッションになった『CB1100EX』をはじめ、『GORD WING』『CROSS TOURER』『CTX1300』などの大型バイクや、モリワキ製マフラーを装備した『CB400 SUPER FOER』など多数のバイクが並び、何台かの展示車のかたわらにはヘッドホンが装備されている。来場者が、ヘッドホンをつけてバイクに跨ると、走行時のエンジン音を聞ける、新しい展示も行われた。また、スクータエンジンのカットモデルも展示され、伝達効率がアップしたダブルコグベルトや撹拌抵抗を低減した冷却ファンをアピールした。

ホンダ・ブースで人だかりができたのは、『モンキー・くまモン バージョン』だ。人気の「くまもん」のキャラクターで車体を飾ったかわいいバイクは、子供達の人気を集め、モンキー・くまモン バージョンに跨る子供達の行列ができた。

同車は熊本製作所の催しで熊本県知事とホンダ技研工業社長が同席したときに、熊本製作所スタッフが造った試作車を見た知事が、熊本のゆるキャラ「くまもん」を展開すべく製品化を要望したことがきっかけとなって製品化が企画されたという。モンキー・くまモン バージョンは、4月16日に新発売される。

《山内 博》

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