【東京モーターサイクルショー14】ホンダNM4開発責任者「近未来の世界観を表現」

モーターサイクル 新型車
ホンダ NM4
ホンダ NM4 全 8 枚 拡大写真

ホンダは大型バイクの新コンセプトモデル『NM4』シリーズを大阪モーターサイクルショーに引き続いて参考出品している。

NM4の開発責任者を務める本田技術研究所二輪R&Dセンターの三倉圭太研究員は「まず排気量がありきとか、そういうアプローチはしていない。このデザインを実現させるための手段としてエンジンなど色々なものをチョイスしたと思っている」と言い切る。

その上で「近未来の世界観を表現するにはやはりオートマチック、これが絶対重要だと考えた。また非常に特徴的な車体のプロポーションに載るエンジンは何だろうということで探したところ、『NC750』シリーズの非常に前傾したエンジンが、こういうデザインにどんぴしゃ、しかもDCTも積んでいるということで決まった」と語る

その一方で「エンジン以外はほとんど既存モデルから流用しているものはない。タイヤを太くすることはそんなに簡単なことでは決してなく、チェーンの位置も変わるのですべてに影響してくる。また後ろを低くするためにはフレームも全部造り直さなければいけない。だからほとんどの部品を新規に設計している。でもそれを前面に押し出したいわけではなくて、このNM4の世界観を造るための手段として選んだ。そこが新しいコンセプト」とも述べていた。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  4. 日産『エクストレイル』米国版が2026年型に、新グレード「ダークアーマー」設定
  5. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る